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臨床工学部

臨床工学部

臨床工学部について

堀ノ内病院 臨床工学技士は、透析センター所属で腎臓内科医、副院長の清水淑子先生のもと13名が勤務しています。

透析センターでの業務

当初は透析センター業務、重症病棟での急性血液浄化業務を中心に行っていましたが、高度化する医療現場での安全管理を維持するため、平成18年度から人工呼吸器管理業務、平成19年度から院内の医療機器(各モニター、輸液ポンプ、シリンジポンプなど)の保守点検業務を開始し、平成22年11月から医療機器の中央管理がはじまり、病院内の医療機器をリアルタイムにサポートが出来るようになりました。

当院の臨床工学技士は、各学会に所属し、研究発表、勉強会にも積極的に参加し、各学会の認定資格、血液浄化専門臨床工学技士・透析技術認定士、アフェレシス認定技士、呼吸療法認定士も取得しています。

血液浄化業務

透析室の業務
透析室勤務、約140名の慢性維持透析患者の透析を安全に行うため、1ヶ月1回全透析装置のメンテナンスを行い、透析液の清浄化、透析装置の安全管理をおこなっています。シャント管理は臨床工学士が中心に行い、シャントエコー、シャント造設・PTA(径皮的血管形成術)の介助も行っています。
重症病棟業務
重症患者における血液透析、血漿交換、DFPP、HDF、CHDF、エンドトキシン吸着、活性炭吸着、血漿吸着、腹水濃縮など、急性血液浄化療法を24時間対応できるように務めています。
透析室での業務

医療機器安全業務

人工呼吸器
管理業務
始業点検、呼吸器回路のセッティング、回路交換、使用中の安全管理(毎日のラウンド、設定の確認)使用後の管理を行い、在宅人工呼吸器の導入、教育も行っています。
ME機器
管理業務
院内のME機器の保守点検(各モニター、シリンジポンプ、輸液ポンプなど)修理、定期点検、看護師を対象に医療機器の研修会の講師を行い、医療機器の安全使用の取り組みを積極的に行なっています。
現在
平成23年1月より手術室業務、麻酔器の始業点検、麻酔回路のセッティング、使用中の安全管理、ME機器のセットアップなどの業務、MEニュースの発行も始めました。

臨床工学技士 透析室室長 遠藤 晃

手術室業務

地域の人々とともに歩み、
良質の医療と介護を提供する病院